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足立区でプレゼンさせていただきました。

10月15日
読了時間: 3分

更新日:10月21日


1.2つの川


江東5区と言われますが、日ごろ地図で見ている地域を実際歩くと

まるで映画のように状況が浮き上がります。


隅田川と荒川…その2つが最も近寄る区域へご案内いただき

そこに暮らす方々の声をうかがいました。



2.地図に描かれないハザード


小学校の親御さんのご意見で、きちんとマイタイムラインに

対応していないために「災害が来たら避難だ」と思い込む方は多いと

うかがいました。


ハザードマップが周知されている、マイタイムラインが周知されている、

その一方で、「災害=避難」というバイアスを生んでいるというお話でした。


地図や数字に落としにくいハザード…そのひとつが「バイアス」です。



3.バイアスは自分では見えない。


昨今、日赤さんが受賞した動画が素晴らしいのですよ。

すでにご覧になった方も多いかと思うのですが

私は、まるで童話のようなストーリーでとても気に入りました。


▼「不安が見えなくなるメガネ」




4.バイアスのハザード…それこそミティゲーション。


FEMAのNIMS…ICSという言葉を生んだ本家教科書ですが、

NIMSは、災害を4つの分けています。


Ⅰ.インシデントマネジメント(事前防災)

 1.プリピアードネス(事前準備)

 2.ミティゲーション(被害拡大要素の緩和) Ⅱ.クライシスマネジメント(災害対応)

 3.レスポンス(災害対応)

 4.リカバリー(復旧・復興)


バイアスは、被害拡大の要素なので「ミティゲーション」として対応します。



5.ミティゲーションとは

ミティゲーションは医療の世界では「緩和療法」という言葉で知られていますが

緩和…だけでなく、爆弾などを抑え込むような激しい動きもさします。


ミティゲーション…のステップをNIMSでは以下のようにしめしています。

わかりにくいので Ex.として「トイレ問題」になぞらえてみます。


〇Hazard Reduction(ハザード低減) Ex.利用トイレの確保・既存トイレの使用可否判断

〇Exposure Control(暴露低減)   Ex.汚染エリア分離・男女多目的の区分・動線分離

〇Vulnerability Reduction(脆弱性提言) Ex.要支援者優先動線、夜間照明、手すり簡易補助

〇Redundancy(代替手段確保)  Ex.校庭トイレ⇒体育館トイレ⇒簡易トイレ⇒校舎トイレ


このように、拡大しないように予防する一方で、

いざ拡大したときに、隔離したり、移動したり…というプランBが必要となります。




6.過去の教訓をいかす!移動はひとつの活動


来年度のぼうさいこくたいが「仙台」となりました。

当時、仙台の若林地区で、地震だと考えて避難した瞬間に

津波警報が鳴り、移動が難しかった…というお話を何度も伺いました。


一方で、能登の際には避難所に物資が届かず、

ご高齢者をバスで移動させたものの、着いた時には亡くなられていた方も。


移動にはリスクが伴います。

そのリスクを軽減するのもまた、防災計画です。


「農場公園」から見た荒川土手
「農場公園」から見た荒川土手




 
 
 

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